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世界各地で倉庫に眠っている車が発見され、高値で取引されるケースがあります。
昔の車でも時代の流れによって価値が上がり、中には2億円を超えるお宝車が存在するほどです。
本記事では、納屋でお宝車が発見された事例と人気の旧車6選を紹介します。
「長年をともにした愛車を手放したい」「放置された車を引き取ってほしい」などのお悩みを抱える方は、ぜひ参考にしてください。
倉庫に眠っている車が高値で売れる!?
倉庫や納屋などで数年から数十年放置されていた車が発見されることを「バーンファインド(納屋で見つける)」と呼び、驚くような金額での取引で度々話題になっています。
希少価値が高ければ状態の良し悪しを問わず、数千万〜億単位の金額に上ることもあるほどです。
車のオーナーが他界してそのまま残っていたり廃業した自動車修理工場に眠っていたりなど、建物を解体する過程で発見されるケースが一般的ですが、もし心当たりがある場合は買取査定を依頼してみましょう。
もしかしたら、倉庫に眠っている車が想像以上の価値を秘めているかもしれません。
高額落札も!納屋でお宝車が発見された
この章では、納屋でお宝車が発見された事例を紹介します。
日本の納屋でフェラーリ「356GTB/4デイトナ」
2017年に岐阜県の納屋で、フェラーリ 356GTB/4デイトナが40年の時を経て発見され、世界で注目を集めました。
ほこりまみれの状態でオークションに出品されたにもかかわらず、約2億3,500万円もの高値で落札されています。
発見された個体は1,406台生産されたデイトナのうち、アルミボディかつロードカー仕様の世界に1台しかない幻の車だったようです。
アメリカの納屋でダッジ「チャージャー デイトナ」
発見された時期は不明ですが、アメリカでは1969年式のダッジ チャージャー デイトナが納屋から姿を見せました。
503台のみ生産された希少価値の高い車種で、オークションにて約1,000万円で落札されたと言われています。
1974年に前オーナーのもとへ渡ってからある日を境に放置され、外装も内装も状態はよくなかったものの高値で取引されたようです。
ドイツの納屋でランボルギーニ「ミウラ(P400S)」
2019年には、ドイツの納屋で1969年式のランボルギーニ ミウラ(P400S)が発見されました。
生産された台数はたった140台のみと希少価値が高いほか、走行距離が少なく、ノーマル仕様が保たれていたことなどから、落札予想額を3,000万円上回る約1億7,000万で取引されています。
約41年所有し続けた前オーナーの他界により、2015年から納屋に眠っていたようです。
倉庫に昭和の大衆車コレクションが眠っていたケースも!
これまでの長く放置されていたようなケースとはやや異なりますが、とある地域の倉庫で昭和の大衆車約170台が眠っていた事例も報告されています。
コレクション用の巨大な倉庫に日産 セドリック・カスタムやダイハツ コンバーノ、トヨタ パブリカなど多くの大衆車がきれいに並び、車の状態から丁寧にメンテナンスされていた様子が伺えるでしょう。
また、車だけでなく300台を超えるモーターサイクルや各種パーツが発見されるなど、オーナーは熱心なコレクターだったようです。
高値で取引されている人気の旧車【6選】
ここからは、伝説レベルの名車から昔はよく見た車種まで、高値で取引されている人気の旧車を紹介します。
日産「スカイライン」
スカイラインには多くのモデルが存在しますが、中でも3代目・4代目スカイラインは「ハコスカ」や「ケンメリ」という愛称で現在も根強い人気を誇る車種です。
なかでもGT-Rは希少価値が高く、状態のよい個体は億に近い金額で取引されるケースもあります。
特にケンメリGT-Rは、排気ガス規制によって販売期間は4か月、生産台数は197台(諸説あり)と幻のGT-Rと呼ばれるお宝車の1台です。
ハコスカやケンメリは倉庫に眠っていて動かない状態でも、評価が高い傾向にあります。
日産「フェアレディZ432(S30型)」
フェアレディZ432は、初代フェアレディZの最高グレードに位置する車種です。
スカイラインGT-Rと同じS20型エンジンを搭載しており、フェアレディZの中でも高い評価を得ています。
排出ガス規制により販売開始から4年で生産が打ち切られたことから、生産台数はたった419台と希少価値が高く、数千万円で取引される1台です。
トヨタ「カローラレビン/スプリンタートレノ(AE86)」
カローラレビン/スプリンタートレノ(AE86)は「ハチロク」という愛称で幅広い世代から人気を獲得し続け、車好きに知らない人はいないと言われる名車です。
人気漫画「頭文字D(イニシャルD)」に登場したことでも知られています。
なお、状態のよい個体はなかなか見かけないため、AE85も高値で取引される傾向にあります。
いすゞ「117クーペ」
117クーペは、イタリアのデザイナーであるジョルジェット・ジウジアーロが手がけた車種で、芸術品のようなボディの美しさが多くの人を魅了しました。
1981年まで生産されていたため、状態のよい個体が現在も存在すると予想できるでしょう。
初期型、中期型、後期型に分かれ、初期型はハンドメイドで生産されていたことから、数百万円と高値で取引される傾向にあります。
ホンダ「CR-X(EF8)」
シビックがベースのCR-X(EF8)はコレクターを中心に人気が高い車種で、CR-X(EF8)を含め、初代から3代にわたり生産されました。
昔はよく見た車種ですが、現在は状態がよければ100万円を超える価格で取引されるケースもあります。
VTECエンジンを搭載したSiRはもちろん、1.5Xも高値がつきやすい傾向にあるでしょう。
トヨタ「マークⅡ/チェイサー/クレスタ(70系)」
1980年代のハイソカーブームにマークⅡ3兄弟として親しまれた車種で、中でも高級感が漂う外装と内装が特徴の70系は、現在も支持を得ています。
当時は街中で見かけるほど、驚異的な販売台数を記録したことでご存じの方も多いでしょう。
いまだに人気が続き、数百万円と高値で取引されるケースがあります。
倉庫に眠っている車があればパルクフェルメへ!
海外だけでなく、日本の納屋からも2億円を超えるお宝車が発見され、当時は話題になりました。
倉庫や納屋などで数年から数十年放置されていた車でも、思わぬ価値を秘めている可能性があります。
もし倉庫に眠っている車があれば、パルクフェルメにご相談ください!
パルクフェルメの委託販売では、豊富な実績と知識をもつプロが丁寧に対応いたしますので、長年をともにした愛車も安心してお任せいただけます。
また、買取から販売まで一貫して弊社が行うため、通常の買取店よりも高額での買取も可能です。
車種や状態によっては高値で買取できるケースも多々あるので、まずは些細なことでもお気軽にお問い合わせください。